バチの握り方と基礎練習

バチの握り方

太鼓の音は、打ち込んだ時の脱力(余計な力を入れないこと)、スピード、打ち込む箇所(太鼓の面の打点)、打ち込んだ瞬間の手首のスナップ、バチの引き等によって決まってきます。これは、バチの握り方とも非常に関係があります。

 バチを持つ位置

基本的には、バチの端から一握り分中央寄りを持のが良いといわれています。バチの端ぎりぎりを持つと打ち込んだ反動ですっぽりとぬけてしまったり、手にかかる負担が重くなり、早いリズムが刻みにくいということにつながります。

バチの握り方

親指、人差し指でしっかり握りあとの3本は軽く添える方法、また親指、中指、薬指の3本でしっかりにぎり、あとの2本は軽く添えるという握り方をします。

特殊な握り方としては、小指と薬指と手の平でしっかりと握り太鼓の面を打つ時にスナップをきかせ力を入れて握ります。これは、私が平置き台で太鼓を叩くときに行っている握り方です。

締太鼓等で細いバチを使用する場合は、親指、人差し指でもち、あとの3本は軽くそえます。そえた指で微妙なバチの動きを調整します。

大太鼓のような大きな太鼓を打つ際は、跳ね返りも大きいので、5本の指全部でしっかりと握ることが大切です。

 太鼓を打つ

 次に、私たちが全くの素人のときに始めた練習方法をご紹介します。

とにかく太鼓を打ってみる

まずは、太鼓を叩いてみることです。平置き台に太鼓をセットし、みんなで太鼓を乱打します。太鼓に余裕があるときは、一人一台、ないときは二人で一台、三人で一台でもかまいません。できるだけ細かく手を動かして、ド、ド、ド、ド、ド・・・・と打ちます。手首のスナップを聞かせることを意識します。

大きく打ったり、小さく打ったり、だんだん大きく、だんだん小さく打ってみます。しばらくすると大汗をかいてきます。これを最低10分は続けます。

このときに音を研究します。太鼓の中心部を色々な強さで打ってみる。同じ強さで打つ面を変えてみる。太鼓の縁を打ってみる。胴の部分を打ってみる。などです。バチを変えて打ってみるなどです。それにより太鼓の音色の違い、響き方の違いがわかってきます。まずは、打ってみて楽しむことです。叩いているとストレス解消にもなるし、汗もかきスカッとするものです。

拍子に強弱をつけて打ってみる

次に拍子に強弱をつけて打ってみます。

太鼓の前に立ち、足を広げ腰を少し落とします。背筋を伸ばし両腕を高く上げて、まっすぐに振り下ろしながら太鼓を打ちます。

 

三拍子打ち

「3拍で一つ」と考える拍子です。「1・2・3・1・2・3」と数える打ち方で

左右交互に打ち、『トン(右・強)トン(左・弱)トン(右・弱)』の3拍で1セットとなり、次は左右手を変えて、『左・強)トン(右・弱)トン(左・弱)』うち、それを繰り返します。

強く打つ時は腕を高くあげます。

四拍子打ち

「4拍で一つ」と考える拍子です。「1・2・3・4・1・2・3・4」と数える打ち方で、左右交互に、『右・強)トン(左・弱)トン(右・弱)トン(左・弱)』の4拍で1セットとなり、それを繰り返します。

それが終わると今度は左手から『左・強)トン(右・弱)トン(左・弱)トン(右・弱)』と打ってみます。

慣れてきたら、強と弱の間に中をいれて『右・強)トン(左・弱)トン(右・中)トン(左・弱)』などの打ち方にも挑戦してみるとよいと思います。

これらは、曲を演奏するときの基礎となるものなのでしっかりと練習するとよいでしょう。

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