塩 原 良
RYO SHIOBARA
1961年千葉県市川市生まれ
横浜放送映画専門学院(現日本映画大学)にて、映像、脚本、演出、美術を学び、前衛劇団黒色テント(こくしょくテント)の研究生として、舞台演技を学ぶ。
映画監督今村昌平氏の助監督をつとめた後、監督の推薦で、1984年長野県伊那市にある歌舞劇団 田楽座(かぶげきだん でんがくざ)へ演技者として入座。23歳で初めて日本の芸能に触れる。
13年間、和太鼓と日本の民俗芸能の舞台で日本全国を回り、田楽座30周年記念作品の作・演出・出演を最後に独立。
1997年,高森町に拠点を置き、和太鼓の演奏、普及、創作に努め、2007年東京国際和太鼓コンテスト大太鼓の部にて最優秀賞受賞。大太鼓一人打ち世界チャンピオンとして、新たな活動が広がる。
同年、山本寛斎氏プロデュース【KANSAI SUPER SHOW太陽の舟(たいようのふね)】東京ドーム公演に和太鼓奏者300人の、塩原組リーダーとして出演。
また、2012年、地域での和太鼓普及活動が認められ、南信州地域づくり大賞(伝統文化歴史教育部門 県知事賞)を個人受賞。
現在、21を超える国内指導グループを持ち、大阪、神戸、岡山へは定期指導へ、スウェーデンには2団体の和太鼓指導顧問として定期的に交流。
飯田市では、伊那谷TAICORE杜の学校講師、橋北屋台囃子保存会指導顧問を務め、20年先の南信州での本物の和太鼓文化を見据えて橋北屋台囃子保存会ヨーロッパ支部設立活動に取り組んでいる。
出典:「吟遊打人 塩原 良」ホームページ