和太鼓の魅力

和太鼓の魅力とは

和太鼓は、日本の伝統楽器でありながら、リズムにより音を奏でる「音、全身を使って太鼓を叩く「スポーツ」、曲を体全体で表現する「パフォーマンス」の3つの要素を持っています。太鼓の音色は体に心地よく響き、聞いていると懐かしさを感じると同時に気持ちが高揚してきます。ここでは私が思う和太鼓の魅力をまとめてみました。

体幹が鍛えられる

和太鼓は、腕だけで叩くのではなく体全体を使って演奏するため全身運動となり体幹を鍛える効果があります。また、背筋を伸ばした姿勢で叩くため猫背の矯正にもつながります。

私たちが和太鼓を習い始めたとき、1ヶ月程度で筋肉がつきTシャツが合わなくなったメンバーがいました。筋肉がつきやすい体質だったのかもしれませんが、あらためて太鼓の演奏が体力づくりに有効であることを実感しました。

 ダイエット効果がある

和太鼓を叩いているとお腹まわりを中心に、二の腕や下半身などの気になるところが引き締まってきます。

私自身、太鼓をはじめる前は80キロ近くあった体重が、1年程度で60キロ台まで減少しました。それなりに熱心に練習に励んだ結果なのですが、和太鼓の演奏をすることはダイエット効果もあるようです。

ストレスの解消になる

和太鼓は心の健康にも役立ちます。力いっぱい太鼓を叩くため、ストレスの解消になります。これは私が太鼓を叩いて一番実感している魅力です。

和太鼓は見るのも良いですが、やはりなんといっても自分で叩くのが一番です。思いっきり太鼓を叩いた後の心地よい爽快感はなんとも言えません。

初心者でもバチがあれば始められる

世の中にはいろいろな楽器がありますが、バチ一組があればできるのは太鼓だけではないでしょうか?和太鼓教室に通う際も重たい太鼓を持っていく必要もなく、バチさえあれば始められます。

また、音を出すことが難しい楽器が多い中で、叩けば音が鳴る和太鼓は初心者にもおすすめです。  

リズム感が身につく

和太鼓には音階がありません。音階がないかわりにリズムと音の強弱により曲を演奏します。音符が読めなくても、鍵盤が弾けなくても、リズムを刻めば和太鼓の演奏はできます。

自分はリズム感がないと思っている方でも練習を重ねていると少しずつでも身についていきます。私もそうでした。和太鼓で身に付けたリズム感は、その後どんな楽器にも応用することができるでしょう。

叩かなくても練習ができる

和太鼓は叩かなくても練習ができます。口唱和といって、叩き方を口ずさむことが自主練習の基本です。「トントントトン」とか、「トトンのトン」のように、講師の先生が口ずさんで教えてくれた言葉のリズムを自宅で繰り返し復唱して覚えておき、その後実際に叩いてみることの繰り返しが大切です。つまり、イメージトレーニングが重要であるといえます。

私が子どもの頃に習った獅子舞の太鼓は楽譜がありませんでした。太鼓の叩き方はすべて口唱和で習い、それを口ずさみながら太鼓を叩くの繰り返しでした。私の地元の獅子舞の太鼓は、このようにして百年以上もの長い間伝承され続けてきたものです。

礼儀作法が身につく

和太鼓は、「礼に始まり、礼に終わる」礼儀作法を重んじています。立ち姿勢、構え方、叩き方は全て型が決まっており、背筋を伸ばす姿勢が自然と身につきます。

私たちのグループは、練習を始める前、練習を終えるときは皆で集まり「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」と大きな声であいさつをするようにしています。また、1曲演奏するたびに、太鼓の音に合わせて姿勢を正し、礼をして次の曲に進みます。

このように子どもたちにとっては、あいさつや目上の方への接し方など基本的なしつけの部分もしっかりと学べ、精神的な成長も期待できるのではないかと思われます。

 和太鼓の音色は懐かしく、魂を揺さぶる響きがある

和太鼓の音は私たちの生活の中のいろいろな場面で耳にすることができます。日本人にとって慣れ親しんだ音だからでしょうか。初めて聞く演目も初めてに感じません。

和太鼓の音は、身体の深くまで響いてきます。ほかの打楽器が耳で聞くという感じなのに対し和太鼓の音色からは体全体が包み込まれるような振動を感じます。和太鼓から伝わるこの振動は、ほかの楽器にはない魅力です。

和太鼓の演奏を聞いていると自然と体でリズムをとっていたりすることがあり気持ちが高揚しているのがわかります。

老若男女誰でも演奏を楽しめる

和太鼓の演奏は、小さいお子さんから高齢者の方まで、年齢性別を問わず老若男女どなたでも楽しむことができます。始めるのに遅いということはなく、定年後に始められたという方も多いようです。

私は30歳を超えてから和太鼓をはじめました。もうかれこれ30年近く和太鼓を叩いています。あたたも、今からでも和太鼓を叩いてみませんか?

人を感動させることができる

趣味で始めた和太鼓だとしても、お客さんの前で演奏することでみんなを感動させることができるというのも大きな魅力です。

私は色々なイベントや地域のお祭り、結婚式、老人ホームや幼稚園、小中学校での演奏などいろいろな場所で和太鼓を叩いてきました。その演奏を見てくださる皆さんの感動した笑顔や歓声が忘れられません。

子どもの人格形成に役立つ

和太鼓は多人数で練習し演奏するスタイルが基本です。集団の演奏の中で、子どもたちには集中力、向上心、集団での役割意識が高まりチームワークが身についてきます。

集団で演奏する際は、みんなとリズムを合わせるために締太鼓の音を集中して聞こうとするため自然と集中力が高まります。集団で素晴らしい演奏ができたときは大きな達成感を得ることができます。

子どもは和太鼓を練習することで、集団の中での行動ルール、自分の役割、他の人との関係などを楽しみながら自然と身に着けていきます。

TOPページに戻る