和太鼓の達人

和太鼓の歴史、種類、魅力、教室、奏者などを解説紹介!

月別: 2019年7月

平太鼓【和太鼓の構造と種類】

太鼓の材料や構造は「長胴太鼓」と同じですが、皮を張っている面の直径(鼓面)よりも胴の長さが極端に短く、平たい太鼓のことを「平太鼓」と呼んでいます。この太鼓は、「長胴太鼓」のような長い余韻が残らず、口径の割に軽くて高い音がでるのが特徴です。

楽太鼓(がくだいこ)【和太鼓の構造と種類】

【楽太鼓(がくだいこ)】 「楽太鼓」とは、雅楽に使われる太鼓の総称で、「大太鼓(だだいこ)」、「釣太鼓(つりだいこ)」、「荷太鼓(にないだいこ)」の3種類があります。 〇大太鼓(鼉太鼓)だだいこ 「左方太鼓」(左側)と「 […]

長胴太鼓(宮太鼓)【和太鼓の構造と種類】

1本の大木をくり抜き、両面に皮を張り、鋲を打ち仕上げた太鼓を「長胴太鼓」と言い、和太鼓の中でも最も力強い音がでます。大きさも様々で、用途も広く、神社仏閣で使われたり、舞台演奏や各地域の祭礼、獅子舞や神楽、盆踊り、歌舞伎などでも使われ、「宮太鼓」、「櫓太鼓」、「祭り太鼓」などとも呼ばれています。

締太鼓【和太鼓の構造と種類】

「締太鼓」は、室町時代の能楽に使われた楽器のひとつで、その後、歌舞伎などにも使われました。くりぬいた胴に「鉄輪」と呼ばれる金属のリングで張った皮をはさみ、紐などで強く締め上げた太鼓で、皮の真ん中に「撥皮」が張ってあり、打つときはこの部分を打ちます。

締太鼓【和太鼓の構造と種類】

「締太鼓」は、室町時代の能楽に使われた楽器のひとつで、その後、歌舞伎などにも使われました。くりぬいた胴に「鉄輪」と呼ばれる金属のリングで張った皮をはさみ、紐などで強く締め上げた太鼓で、皮の真ん中に「撥皮」が張ってあり、打つときはこの部分を打ちます。

桶胴太鼓【和太鼓の構造と種類】

桶や樽のように板を張り合わせて作った胴を持つ太鼓を、胴が桶のようになっていることから「桶胴太鼓」と呼びます。「長胴太鼓」に比べて安価で軽くさまざまなサイズが取り揃えられており、台に乗せて据え打ちで使うものや、ストラップをつけて、肩にかけて担ぎながら打つ「かつぎ桶太鼓」と呼ばれるものもあります。

その他の太鼓【和太鼓の構造と種類】

【その他の太鼓】 大太鼓(ウフデーク) 沖縄県や奄美群島でお盆の時期に踊られるエイサーに使われる太鼓です。木をくり抜くのではなく、板を張り合わせた胴に、水牛や牛の皮を張り、肩からかけて踊りながら叩きます。 バーランクー […]

太鼓集団 毘沙門(びしゃもん)

和太鼓奏者の石井昭仁氏によって結成された「太鼓集団 毘沙門」は、演奏の中で「所作(和太鼓に心を向け姿勢を正しバチを上げる)」「無音(打つ為の間・構え・準備)」「音艶(ドーン!と和太鼓が鳴る)」「調和(演奏と観衆の一体化)」を表現し、人の心に染み込むような演奏を行っています。

和太鼓 心鼓(ココ)

和太鼓 心鼓(ココ)は、2011年7月、大阪で結成されました。それまで個々で活動していた有華、舞子、翔太、珠笙の各氏4人がプロとして活動を始めました。1つの思いを胸に音を楽しみながら魂を込めて演奏する事を常に心がけ、心躍る音楽を届けられるよう新しい独自のスタイルを求め創作し活動を続けています。