和太鼓の達人

和太鼓の歴史、種類、魅力、教室、奏者などを解説紹介!

年別: 2019年

銅鑼(どら)

「銅鑼(どら)」は、青銅、真鍮、鉄などでできた金属製の円盤で、多くは、枠に吊るしてバチで叩いて音を鳴らします。中心部を打つと低い音が出て、周辺部を打つと高い音が出るなど、打つ場所によって音の高低が違ってくるので、打つ位置を調整することによって、様々な表現ができる楽器です。

チャッパ

「チャッパ」は、お祭りのお囃子や和太鼓演奏、神楽、田楽、歌舞伎などで幅広く使用されている和楽器の一つです。小さなシンバルのような形をしており、飾り紐がつけられています。2枚の「チャッパ」を手で持って、打ち合わせて使用します。

当たり鉦(チャンチキ)

「当たり鉦」は、「チャンチキ」とも言われ、お皿のような形状で、和太鼓や締太鼓、笛などとともに祭りのお囃子や和太鼓の演奏に使われています。真鍮(しんちゅう)製で、さまざまな大きさのものがあります。撞木(しゅもく)と呼ばれる先端に鹿の角のついた棒で叩いて演奏します。

篠笛(しのぶえ)

多くの和太鼓のグループは、演奏の中に篠笛を取り入れています。また、曲の構成に篠笛の独奏を取り入れるなどして、太鼓の迫力と篠笛の静寂といったアクセントを持たせたりしています。 篠笛は和太鼓と大変相性の良い和楽器であると同時に、和太鼓にはなくてはならないものともいえるでしょう。

地頭(じとう)太鼓

「地頭太鼓」とは、京都府舞鶴市の地頭地区の西飼神社の秋の祭礼で演奏されている「地頭太鼓」をもとにして舞台演奏用にアレンジした太鼓です。簡単なリズムで、1つの太鼓で5~6人から大勢で演奏できるように構成されています。

地頭(じとう)太鼓

「地頭太鼓」とは、京都府舞鶴市の地頭地区の西飼神社の秋の祭礼で演奏されている「地頭太鼓」をもとにして舞台演奏用にアレンジした太鼓です。簡単なリズムで、1つの太鼓で5~6人から大勢で演奏できるように構成されています。

屋台囃子

屋台囃子 屋台囃子とは 「秩父屋台囃子」とは、日本三大曳山祭のひとつである埼玉県の秩父夜祭で、巨大な山車(屋台や笠鉾)が運行する際に、山車の中で叩かれている太鼓です。 重さが最大20トンの屋台を曳く100人~150人の曳 […]

三宅太鼓

東京から南へ180km、伊豆諸島のひとつ「三宅島」に伝わっている太鼓です。「魅せる」と「演奏」を両立させたスタイルの太鼓で、腰を落とした低い姿勢で、地面に近い位置に据えられた太鼓に、全身を使って両面から2人で打ち込むというもので「耳で聴く」音色ではなく、「身体に響く」音色を特徴としています。

八丈島太鼓

東京都からはるか南の孤島八丈島で叩かれている太鼓です。「八丈太鼓」、「八丈ドンドラ」ともいわれます。太鼓を横向きにして両面から2人で叩きます。1人は地打ち、もう1人は、そのリズムに合わせて自由奔放に叩きます。この演奏スタイルが「八丈島太鼓」の最大の魅力です。